【食事についての注意点】
● 朝・昼・夜をきちんと食べることです。リズムのある食生活が大切です。
● もちろん、よくかんでたべること。
● 「〜すぎる」は禁物です。食べ過ぎる・辛すぎる・甘すぎる・熱すぎる・冷たすぎるなど「〜すぎると」負担が大きいので
全てにおいてほどほどが大切です。あたりまえのことなのですが、なかなか守れないのが現状です。
● 食事をするとかなりの血液が胃や腸にまわされます。人の血液ってどのくらいあると思われますか?
調べてみますと
血液の総量は、体重の約8%なので体重50kgの人で約4000ccということになります。
私は62kgですのでほぼ、5000ccになります。
ふつう、腹腔内にある血液量は1500ccですが油分の多い食事をすると消化器の活動をささえるために
腹腔内の血液がおよそですが倍くらいになるといわれています。
お腹いっぱい食べると、気持ちよくなってぼ〜っとするのは頭(脳)には血液が回らないので、頭の働きが鈍くなるからですね。胃や腸に血液が集中するからなのですね。こんな時に体の他の部分を動かせると、消化器の活動に必要な血液が足らなくなって胃腸に負担がかかるので食後は必ず30分程度は休憩しましょう。これもとても大切なことです。
● アルコールは胃壁に刺激を与えるものの代表です。
まったく飲むなとは言いませんが、強いアルコール度は避けたほうが無難かと思います。胃がないとすぐ酔っ払うことになりますよ。
● たばこもよくいわれるのが、百害あって一利なしです。発ガンや動脈硬化促進の観点からみてもそのようです。
たばこ1本吸ったら、
ビタミンC100mgこわれるので、毎回レモン1個分補えますか?
ただでさえ、栄養の吸収が悪くなっているところへ追い討ちをかけることはないと思います。
【ダンピング症候群のこと】
●胃を切除した人には食事と関係したいろんな症状(めまい・脈が速くなる・腹痛・吐き気・下痢など)がでることをダンピング症候群といいますが、食後の早い時期にあらわれるのが早期ダンピング症候群で、食べ物の刺激からおこります。
対策は食べる量を少しずつにして1日に何回も(6回くらい)分けて食べること。
そして食事の内容的には糖質(ごはんやパン・麺類・いも類)を多くとると出やすい症状ですから糖質1回分の摂取量を少なくします。
また高たんぱく質・低糖質の食事内容で冷たい飲食物は避けるすると早期ダンピング症候群の症状はでにくくなります。
つい、食べやすいので糖質(ごはん類)をとりやすいのですが消化のよいたんぱく質を多く取り入れて献立を工夫をしましょう。早期ダンピング症候群は、経過とともに症状は軽くなってくるものです。しかしいつまでも改善しない、あるいは逆に悪化するようなことがあれば、すぐに主治医に相談して下さい。
食後2〜3時間経過してからおこる、動悸やめまいやだるさなどが後期ダンピング症候群です。このダンピング症候群をはじめて経験すると、どうなるのだろうか?と不安になりますが、仕組みや対策をあらかじめ知っておくことで不安が少なくなりますよ。
後期ダンピング症候群は、胃の切除によって食べたものが一気に腸へ送り込まれるためにおこる症状で、糖分などの吸収の速度が速まるので血糖値が急に高くなるためにおこるのです。これを調整するためにインスリンが過剰に分泌されてしまい、低血糖になってしまうのです。低血糖になったら、アメやチョコなど甘いものを口にしますと、5分〜10分でおさまります。砂糖水でもいいんですよ。
個人差にもよりますが、食事のたびに毎回、ダンピング症候群になるとは限りません。食べた食事の内容や食べるスピードなどで変わります。おかげさまで私はこのダンピング症候群は軽いほうだと思います。それでもはじめて経験した時はかなり不安でした。
いつもこんな状態になったらどうしようとも思いましたが、食べ方や食事の内容を工夫すれば、かなり軽減できますよ。
予防は少量ずつの食事をしてどか食いせずによく噛んで食べるしかありません。
しかし、仕事で忙しくて1日に何度も食事をとれない方もおいでになると思います。
そんな時は栄養食品
や飲む栄養ゼリーや飲料・スープなどをおすすめいたします。
なにかひとくちだけでも口にいれることです。水分は必ずとりましょうね。できれば栄養のある水分です。
● 胃を切除するとどうしても、食事量が減ったり、また下痢をするためにカルシウムの摂取量が減ります。
同時にビタミンDの吸収も減りますから、骨がもろくなります。骨粗しょう症や骨軟化症などを招くこともありますから注意です。
牛乳やチーズ・ヨーグルト・小魚など、カルシウムを豊富に含むものを積極的にとるようにしましょう。
健常の人がふつうに食べていても不足しがちな栄養素ですから、同じように胃を切除した人がふつうに考えて食べてると
いろんな栄養不足が生じてきます。胃を切除した人は「吸収力が悪いこと」を念頭にいれてくださいね。
【中鎖脂肪酸のこと】
● 中鎖脂肪酸 【ちゅうさしぼうさん】ってご存知ですか?
今、テレビのCMでもよく流れていますね。
ヘルシー&ヘルシークッキングオイル ・マヨネーズタイプ ・ドレッシングソース☆ ・素材にこだわったパスタソース☆ ・炒め油のことです。
通常の油の多くは(長鎖脂肪酸といいます。)脂肪酸の炭素数が18個程度で長鎖脂肪酸と呼ばれるのに対し、炭素数が8〜10個のものを中鎖脂肪酸といいます。長鎖脂肪酸の吸収はリンパ管、静脈を経由し肝臓や筋肉に運ばれますが、中鎖脂肪酸の場合、リンパ管を通らずに
門脈を経て肝臓へ運ばれます。とにかく中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸より代謝が早いため腸の粘膜から吸収されると肝臓に運ばれて
効率的にエネルギーとして利用されるので体内に蓄積することがないのです。
だから「体脂肪がつきにくい油」として特定保健用食品にも利用されています。
母乳、牛乳、乳製品の脂肪分に3〜5%、ヤシ油、パーム核油などには5〜10%程度含まれる、天然の成分なのです。つまり、赤ちゃんが食べても安心。なんと、中鎖脂肪酸100%の油は、エネルギーになりやすいという特徴から手術後の流動食や未熟児の栄養補給など医療用にも、長年使い続けられています。
できれば術後まもない間でもこの、
中鎖脂肪酸の油を利用してみてはいかがでしょうか?
パワフル母ちゃんの人気ブログランキング攻略
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天然植物成分「中鎖脂肪酸」の働きで「体に脂肪がつきにくい」健康オイル です。
食後の血中中性脂肪が上昇しにくく、体に脂肪が付きにくいとされていて母乳にも含まれている成分なので、つまり、赤ちゃんが食べても安心。中鎖脂肪酸100%の油は、エネルギーになりやすいという特徴から手術後の流動食や未熟児の栄養補給など医療用にも、長年使い続けられています。 |
【商品名】エコナ クッキングオイル600gといいます。
● ジアシルグリセロールを主成分とした食用油です。食後の血中中性脂肪の上昇を抑え、体に脂肪がつきにくいのが特長です。原料は大豆と菜種。また血中脂肪が高くない方の脂肪がさらに低減することはありませんので、ご家族みなさんでお召し上がりいただけます。揚げ物・炒め物など各種料理に合わせて、普段ご使用の食用油お同じ量でお使いください。特定保健用食品です。
● 特定保健用食品とはその食品の中の成分が、科学的試験結果に基づいて健康に有用な機能性があると厚生省が認め、食品に「健康表示」(健康への効用を示す表現)を付けることを許可した食品です。バランスの良い食生活を送るのが難しい今日、不足しているものを補ったり、食事の中で他の食品と置き換えたり、調理の材料や調味料のひとつとして利用するなどして日常的に取ることが効果的です。
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2008/7胃がん術後の食事ヒント(毎日1分読むと理解できる体重を維持する食事法)はじめました。
あっと気がつくと、今や術後9年目を迎えるなんて信じられないです。まるで昨日のことのようです。
そう思うと本当によくがんばったし、家族や医療関係者やまわりの人に支えられて、今の私があることを再確認して
感謝しました。
2008/5/1 胃ブログはじめました。ごらん下さい。
>>>胃がん術後のケア講座>>>ご利用下さい。
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