勉強するまで私が胃について思っていることは、食べ物の一時保管所的なイメージを持っていましたが、そうではなくてきちんとした用語で説明すると、胃は食べ物を一時的に溜めておいて消化液と混ざり撹拌されて粥状にし、十二指腸に送り出すはたらきをします。強い酸性の胃液は食べ物と一緒に体内へ侵入した雑菌を殺し、たんぱく質の分解やアルコールを吸収する大切なはたらきをします。
2008/7胃がん術後の食事ヒント(毎日1分読むと理解できる体重を維持する食事法)はじめました。
● 胃の中に留まる食べ物の時間は固形物だと1〜5時間で液体は2〜4分です。
(中でも炭水化物や糖質は2〜3時間でたんぱく質や脂肪は4〜5時間の滞在です。)
● 酸性の胃液は食べ物と一緒に侵入する雑菌を殺菌する役割があります。
胃液がない私は食中毒にはかなり気を使います。手あらい・うがいは習慣にしています。
生ものは注意しますし、外食の時も作りたてのものを食べるようにしています。和食の外食時の「お刺身」も注意します。
親戚でのおよばれでも年末・年始の購入したおせち料理なども、煮物といえどかなり時間が経過しているものはご遠慮します。子供たち、曰く胃液がなくてもアルカリ度のたかい腸液があるから大丈夫らしいですが・・・
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食物繊維といろんな栄養素がムリなくとれる、新しい時代の総合栄養飲料です。
これは介護用に開発されたものですが、胃を手術された方にとってもありがたい栄養食ですよ。術後はムリに食べることより、こういう栄養飲料を上手に取り入れることがまずは、元気になる早道と思います。 |
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● 亜鉛は、味覚を正常に保つ、皮膚や粘膜の健康維持を助ける、たんぱく質・核酸の代謝に関与して健康維持に役立つ栄養素です。 銅は、赤血球の形成を助け、多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素です。 ビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
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【一般に貧血とは】
血液中の赤血球やヘモグロビンの量が何らかの原因で減ったためにおこる酸素欠乏の状態でいろんな種類が
あります。貧血の中でも9割を占めるのが「鉄欠乏性貧血」で、胃を切除したためにおこる
ビタミン12や葉酸欠乏による「巨赤芽球性貧血」、赤血球の寿命が短くなることにとる「溶血性貧血」や
骨髄の障害による「再生不良性貧血」があります。
【胃を切除したためにおこる巨赤芽球貧血とは?】
胃液中に含まれる内因子が赤血球の生産に必要なビタミンB12の吸収に関与しています。
そのため胃全摘すると胃液の分泌がなくなるので内因子も分泌されなくなり、ビタミンB12が吸収されず、ビタミンB12
欠乏性貧血(巨赤芽球性貧血)が起こります 。 (私はいちばん注意しています。)
●鉄分の吸収についても胃酸の助けによって促進されるのがなくなって鉄の吸収も不十分となり
鉄欠乏性貧血が起こります。
症状として、階段を上がったり急いで歩くだけでも息切れしますし、つめが変形します。予防は健常者の人より、鉄分の摂取をかなり気をつけて摂る必要があります。鉄分の豊富な食べ物を食べたり、サプリメントで吸収のよいヘム鉄を摂ることです。鉄欠乏性貧血は術後早い時期から起こりますが、ビタミンB12欠乏性貧血はビタミンB12が肝臓に貯蔵されているのでそれが使い果たされて、はじめて貧血が起こります。術後5〜6年経過した頃から気をつけたい事項です。
だから、術後ぱったり病院へ行かなくなるのではなくて、この貧血面でも注意して検診へ行ってくださいね。
鉄分やビタミンB12の吸収は個人差がかなりあるようです。
私は胃全摘にもかかわらず、サプリメントのヘム鉄やビタミンB1・B2・B6・B12を摂取したり、食べ物からも気をつけて摂るようにしていますから、健常者並みかそれ以上の数値を保持しています。(血液検査の数値をご覧下さい。)
【貧血を予防・改善する食事は】
鉄分の多い食べ物を摂ることとその鉄の吸収を高める栄養素や造血を助けるビタミンなどと一緒に
摂るようにしたいものです。食べ物に含まれる鉄は<ヘム鉄と非ヘム鉄>があり、吸収率に差があります。
非ヘム鉄のほうが吸収率が悪いので、鉄の吸収を高める栄養素を含むものと一緒に食べるようにしましょう。
◆ヘム鉄 (肉類・レバー・魚介類)
◆非ヘム鉄 (豆類/豆腐/納豆・油揚げ・がんこどき・きなこ)(野菜類/ほうれんそう・小松菜・いんげんまめ)
(乾物/ひじき・のり・切干だいこん)(穀類/玄米・そば)
【造血に効く栄養素】
◆ビタミンB12 (貝/あさり・かき・ほたて貝
・しじみ)(魚/さんま・さば・たらこ/ほたるいか)(レバー・卵)(牛乳・チーズ)
◆葉酸 (レバー・肉類)(ほたて貝) (野菜類/ほうれんそう・アスパラガス・しゅんぎく・そらまめ・とうもろこし)
(果物類/バナナ・パパイア・いちご・アボガド)
◆ビタミンB6 (魚/かつお・まぐろ・さけ・さば・いわし)
(野菜類/モロヘイア・ピーマン・きゃべつ・さつまいも)(豆類)(種実類/ピーナッツ・ごま) バナナ
【鉄の吸収を高める栄養素】
◆ビタミンC (野菜類/ブロッコリー・きゃべつ・ほうれんそう・さつまいも・かぼちゃ・菜の花・赤ピーマン
)
(果物類/いちご・みかん・グアバネーブル・キーウイ・柿)
◆たんぱく質 (肉類)
(魚介類)(大豆食品)
◆クエン酸 (みかん・グレープフルーツ・パイナップル)
うめぼし・酢
以上、鉄分を積極的にとるのはもちろんですが、せっかくですから吸収を高める栄養素も考えて
一緒にとるように心がけましょう。
少しの手間隙をかけることで、体重増加や体調管理がしっかりした形になってきます。
2008/5/1 胃ブログはじめました。ごらん下さい。
>>>胃がん術後のケア講座>>>ご利用下さい。
上げ下げが気になります。今日の一言。
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