今後、ハーブを治療に取り入れたメディカルハーブはますます医療の現場で活用されそうです。
ハーブを使用した自然療法についてご紹介いたします。
【ホメオパシー】
ホメオパシーとは病気の原因となる物質と同じ性質を持つ薬を利用するもので、「同種療法」とも呼ばれています。人が本来持っている自然治癒力を回復、助長する働きをします。人が本来持っている活力を刺激することで必要な箇所へエネルギーを行きわたらせ、肉体・精神・感情をバランスよく癒す、全体論的医学と受け止めるとよいでしょう。
ドイツの医学は近代医学と薬草学とホメオパシーの3本柱によって発達してきました。
ドイツといえば近代医学の最先端を走ってる国のイメージがありますが、実際にはホメオパシー専門の病院がどこにでもあり、ハーブ療法も正式な療法として認められています。近代医学の方法論だけでは治せない病気も存在します。
科学的に立証されない治療法は認められにくい日本ですが、人が持っている正常化能力(ホメオスタシス)を増強する療法を
積極的に取り入れる時期ではないでしょうか。特にがんというものは自分の体の一部が変化したものですから、ほかの疾病とは違って正常化能力(ホメオスタシス)が治療に大切なものと思えるからです。
【アロマテラピー】
アロマテラピーは「芳香療法」と訳されるようにハーブをはじめとする植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)を用いる治療法のことです。
植物が備える生命力を借りて人の自然治癒力を高める療法と考えればよいでしょう。
アロマテラピーはわずか数滴のエッセンシャルオイルを使う療法なのでその一滴にはハーブの薬効が凝縮されており、作用としてはかなり強力なので濃縮したエッセンスオイルを飲んだり、料理に使うことは危険です。
アロマテラピーでよい効果を得るには正しい使用法を学び、もし体調に急激な変化が起こった場合には医師やアロマテラピストなどの専門家に相談することが大切です。
【バッチ・フラワー療法】
1930年代イギリスで医師として活躍していたエドワード・バッチ博士が38種類の植物からつくったフラワーエッセンスを用いた療法です。この療法は野生植物の波動が溶け込んだエッセンスを体に取り込むと心身の不調を起こす波動と中和するというもの。体の不調箇所に直接作用せずに、全体論的に治していくという特徴からホメオパシー療法に近いと考えられます。作用が穏やかで副作用がないため、誰もが安全に利用できるという意味ではホメオパシーとはまったく異なる性質を持つ自然療法だといえます。
【日本のハーブの使われ方】
ハーブとは香りと薬効があり、食をはじめとして生活に幅広く役立つ有用植物のことです。
日本語に訳すと「薬草」「薬味」「野草・山菜」「香草・香木」「スパイス」などになります。
ハーブというのは静養のものだけを指すのではなく、日本原産のものや日本でも昔から使われてきたものも含まれます。
ワサビ・ショウガ・ネギ・ゴマ・シソなどは身近な日本のハーブです。
梅干やゴマ、山菜のぜんまいやわらび、ドクダミ、ヨモギ、スギナ、柿の葉もハーブの仲間です。
昔から季節野菜として食べられてきたり、つけ合わせとして添えられていたり、民間療法的に使われてきたハーブです。
例えば、おにぎりに梅干、生魚にワサビやシソ、の取り合わせは味や香りの相性のそさは言うまでもなく、殺菌や防腐の役割も持っています。日本らしいハーブの使い方の特徴は生で使うことにあります。
薬味として使うときはブレンドせずに単品で使い、見た目の美しさ、目で楽しむことも挙げられます。
(1)形のまま 香りがほのかでそのまま食べられるものは「形のまま」で盛り付けてあり、青じそ・三つ葉など特に季節感をかんじさせるものが、これにあたります。
(2)刻む やや香りや味が強く、スパイス(香辛料)的な要素が加わったものは刻んで使うことが多い。ネギやみょうがなどがこれにあたります。
(3)すりおろす さらに風味の強いスパイス的なものは、すりおろして利用するものが多い。ワサビ・大根おろし・和辛子・ショウガ・ニンニクなどは料理をピリッとひきしめる役目をします。
上げ下げが気になります。今日の一言。
【メディカル・ハーブは 体質や使用厳禁のものがたくさんあります。一部ご紹介します。】
●妊娠中には使用しない
アーティミシア
/アロエ/オレガノ/バジル/レディスマントル/シェパーズ・パース
●妊娠中は使用を控えめに
アーティーチョーク
/オレンジ/ガーリック/カモミール/ジンジャー/セージ/タイム/フェンネル/ラズベリー/ラベンダー
●授乳中は使用を控えめに
ペパーミント
●ほかの薬と併用しない
カモミール/フィバーフュー
●子供には使用しない
バジル/ペパーミント
● 消化器に障害がある場合には 使用を控えめに
ジンジャー(ショウガ)
●編著/ 日本ニュートリション協会(サプリメント編より)
2008/5/1 胃ブログはじめました。ごらん下さい。
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